家の第一印象「玄関」をおしゃれにしたい!玄関作りのポイントと実例紹介

    家への最初の入り口である玄関は、家の第一印象を決める大事な場所です。

    収納をうまくまとめて、常にスッキリした印象にしておきたいものです。

    こちらでは、新築やリフォームで玄関を取りつける時に必要な知識をはじめとして、玄関をおしゃれな空間にするために、賃貸マンションなどでもできるアイデアをご紹介します。

    家の玄関の役割とは?

    中庭の見える玄関

    玄関は、お客を迎える最初の場所であり、靴や傘、上着などの収納スペースとしても使われています。

    玄関のリフォームや模様替えをする前に、玄関がどんなことに使えるのかおさらいしてみましょう。

    実際に使う様子を想像すれば、どんな玄関にしたいかわかるかもしれません。

    人を家に招き入れる際の第一印象になる

    テラコッタタイルの玄関

    来客を最初に迎える玄関は、家の顔となる大事な場所です。

    例え来客が多くない家でも、郵便や宅配便などを受け取る場所でもあります。

    だんご

    突然の来客に備えてスッキリと片付けておくのはもちろんのこと、来客用のスリッパを保管しておいたり、郵便物を受ける時に必要な印鑑の保管場所を作っておけば、慌てずに対応することができるでしょう。

    暮らしのオンとオフの切り替えの場

    大きな収納棚が印象的な玄関

    玄関は、外とプライベート空間である家との境でもあります。

    • 他の部屋との間にのれんをつけて空間を分ける
    • 外で身につけるコートやカバンを置く収納スペースを作る

    何らかの方法で気持ちの切り替えがしやすい場所にすると、オンとオフの切り替えがもっと早くできるようになるかもしれません。

    外で使う物を収納する場所

    収納スペースが繋がっている玄関

    多くの家では、玄関に靴の収納スペースがあることでしょう。

    玄関で靴を脱ぐ習慣のある日本では必要な収納スペースです。

    このほかにも、鍵やカバン、帽子、傘、上着など、外で使うものを置けるスペースが作れれば理想的です。

    でも、何でも置いておくだけでは、ごちゃごちゃとしたイメージになる可能性があります。

    靴はよく履くものを手前に置く習慣をつけ、玄関にはつい置いてしまう郵便物や鍵などが入るラックをかけるなどして、本当に使うものだけを選んで置くようにしましょう。

    だんご

    季節の変わり目に模様替えをするのも良いですね。

    実際に玄関を作る際に考えておきたいポイント

    新築やリフォームで玄関を作ることになったら、広さやドアの種類、床の材質など、悩みどころはたくさんあります。

    使いやすい玄関にするために、どんな点に気をつけて設計すれば良いのか、また、どんなドアの種類や床があるのか見てみましょう。

    玄関の広さ

    光が差し込む玄関

    設計をする時に考えたいのは玄関の広さ。

    適度な広さとはどのくらいなのでしょうか?

    ひとつの目安として、その家に出入りする人数を見ると良いでしょう。

    1人・2人暮らしで、他の人があまり出入りしない家は、靴入れなどの収納スペースを含めても1坪(3.3平方メートル)程度。

    4〜5人程度の家族で客の出入りが多くない場合は1.5坪(4.96平方メートル)ほど。

    家が大きく人を招くことが多ければ2坪程度が理想です。

    また、マンションの間口を見ると、幅1.365メートルが一般的。

    どんな場合でも間口は1.35メートル以上、奥行きを1.2メートル以上確保できれば、出入りや靴の着脱が快適にできるでしょう。

    玄関の床材

    階段から見下ろした時の玄関

    靴を履いたり脱いだりする玄関は、雨水が入ったり、傷がつきやすいために床材選びは慎重に行う必要があります。

    また、水に濡れた時に滑りにくい素材であることも重要です。

    玄関の床材は色々ありますがそれぞれの特徴を踏まえて選びましょう。

    • 凍結やこすれ、変色などの変化が起きにくい「磁器タイル」
    • 天候や湿度で変化する一方で時間と共に味が出る「テラコッタ」
    • コストパフォーマンスの高い「人工大理石」
    • 耐久性のある「御影石」

    玄関ドアの配置位置

    白い壁に玄関ドアの木部が映える玄関

    新築で玄関の配置を決める場合、どの方角に置くか悩むことでしょう。

    北は寒く、南は日が入る反面、太陽光でドアの劣化が進みやすいなど、それぞれメリット・デメリットがあります。

    玄関の配置に悩んだら、動線を考えるのが一番です。

    陽のあたる南側にリビングを置いたら、そこに近い東側を玄関にするなど、無駄のない行動とスペースを取れるように考えましょう。

    どのタイプにする?玄関ドアの種類

    玄関のドアには、大きく分けて「開き戸」と「引き戸」の2種類があります。

    • 「開き戸」は蝶つがいを支点に前後に開閉するドア
      • 扉が1枚だと「片開き戸」
      • 2枚だと「両開き戸」

    一般的に「片開き戸」が設置されることが多いですが、開き戸は前後に開くため、高齢者は開閉しにくいというデメリットがあります。

    日本家屋のイメージが強い「引き戸」も、最近では洋風のデザインもあり、人気が上がってきています。

    それぞれの特徴を比較して、お家に合ったドアを選びましょう。

    片開き戸

    片開きの玄関扉のある玄関

    一枚のドアが左右どちらかに開く「片開き戸」は、間口が広くない家に取りつけられるため、多くの家庭で使われています。

    気密性が高く、防犯対策を立てやすいというメリットもあります。

    「片開き戸」は、右開きにするか、左開きにするか選ぶことが可能。

    ドアの右から入るなら右開き、左から入るなら左開きにするといちいちドアを通り過ぎてから開けるという行動が省略できます。

    すでにインターフォンがついている場合は、インターフォン側に開くようにするのが基本。

    また、玄関が外から丸見えの場合は、外から中が丸見えにならない開け方を考えるのも大切です。

    両開き戸

    両開きの玄関

    2枚のドアが左右に開く「両開き戸」は、「片開き戸」よりも間口が広くなるため開放感があり、高級感も感じられます。

    普段は片側だけ開けていても、幅の広い物を出し入れしたり、多くの人が出入りする時に両側を開けるなど、自由が利きやすいのがメリットでしょう。

    「片開き戸」を含め、開き戸ではドアの左右どちらか、または両側に「袖」と呼ばれるスペースを設けることもあります。

    だんご

    袖は光が入るようにガラス張りにしたり、荷物の搬入などで袖の部分を開けて間口を広げられる「親子ドア」にすることも可能です。

    引き戸

    引き戸の玄関

    左右にスライドする「引き戸」は、伝統的な日本家屋のイメージですが、最近は洋風の家でも取り入られるようになりました。

    左右に引き込むスペースのために「片開き戸」より広い間口が必要になります。

    少し開けておくことができる反面、開き戸と違って防犯性や気密性に欠けるのが難点。

    高齢者や車椅子が出入りするには使いやすい扉です。

    玄関周りのおしゃれで使いやすいインテリアのアイデア

    玄関は、マットを置いたり、観葉植物をひとつ置くだけでも暗かった場所が明るいイメージになることもあります。

    また、網戸をつけて玄関を開け放てば、冷房いらずの家になるかもしれません。

    玄関をおしゃれで快適な空間にする方法を考えてみましょう。

    網戸をつければ虫を気にせず風を通せる

    玄関を開けておければ良いけれど、虫が気になって開け放しておけないという方におすすめなのが網戸です。

    窓に網戸はあっても玄関に網戸がないという家も多いかもしれませんが、実は玄関用にも色々な種類の網戸が販売されているのです。

    • ドア枠に吊り下げる簡易式の網戸
    • バリアフリーに対応したアコーデオン網戸
    • 取り外し簡単で使わない時は閉まっておける網

    使いやすさを重視したラインナップ。

    玄関を開けるだけで驚くほど風が通り、カビや結露の防止にもつながります。

    おしゃれな玄関マット一枚で空間のアクセントにもなる

    キリムが敷かれた玄関

    靴入れだけのシンプルな玄関であっても、おしゃれなマットを1枚置くだけでガラッと雰囲気が変わります。

    機能面では、外からのホコリや砂、土が家の中に入らないようにする役目も果たします。

    裸足で外と中を行き来する子どもがいる家庭では、特にマットの重要性が増すでしょう。

    だんご

    風水でも玄関にマットを置くのは効果的で、暗くなりがちな玄関に明るい色のマットを敷けば、運気が上がると言われます。

    観葉植物を置くと風水にも良いと言われる

    植物の置かれている玄関

    風水では、玄関は「気」を迎え入れる場所とされます。

    悪い気が入ってこないように、葉っぱの先が尖った植物を置くのがおすすめ。

    玄関は日中太陽の光が入らない場所にあることも多いので、植物はその環境に合ったものでないと枯れてしまいます。

    おすすめの植物
    • 半日陰でも育つ金運効果のある「幸福な木(ドラセナ)」や「モンステラ」
    • 生命力が強い「パキラ」
    • 精霊が宿ると言われる「ガジュマル」

    時々、日光浴をさせてあげるのも忘れずに!

    おしゃれな照明を活用すれば雰囲気も変わる

    照明の取り付けられた玄関

    照明は、デザイン重視の照明器具とダウンライトなど機能的なものがあります。

    機能的なダウンライトや間接照明は落ち着いたイメージに、ペンダントライトやシャンデリアは光の加減で華やかにすることもできます。

    大事なのは、靴を履いたり脱いだりする時に影になって見えなくならないように意識して照明の位置を決めること。

    天井から吊り下げるペンダントライトと収納スペースの下から照らす間接照明を組み合わせれば、おしゃれで使いやすい空間になるでしょう。

    玄関の床は汚れが見えにくい石調のタイルもおすすめ

    石調タイルの玄関

    玄関はほこりや砂が入りやすい場所です。

    日々の生活で傷つきにくい素材と汚れが目立たない色調を選ぶことが大切です。

    例えば石のような色合いの石調タイルは、汚れが目立たず掃除がしやすいように加工されています。

    落ち着いた色調が多いですが、寒色系、暖色系とバリエーション豊かな色味から選べます。

    狭い玄関の収納は有孔ボードやハンガーラックを活用しよう

    ハンガーラックのある玄関

    狭い玄関でも有効活用できる方法は色々あります。

    その中でも「有孔ボード」は小さなものを掛けておくのにとても便利。

    簡単に好みの大きさに合わせて切って壁に貼り、穴にフックを掛ければ完成です。

    鍵や時計、帽子など、外出する時に忘れたくないものをまとめて置いたり、インテリアとして色を塗ったり、賃貸マンションでも玄関の印象を変えることができます。

    コートや上着、マフラーなど、少し大きなアイテムには「ハンガーラック」がオススメ。

    軽量でも重みに耐えるパイプハンガーラック、キャスター付きで移動できたり伸縮自在のもの、鏡付きのものがあったりと、多種多様です。

    おしゃれで使いやすく!玄関の魅力を引き出そう

    真っ白なタイルで清潔感のある明るい玄関

    玄関は、リビングや寝室のように長くいる場所でないため、インテリアに気を配らない方も多いのではないでしょうか。

    それでも、毎日使う場所であるだけに、スッキリと片付け、使いやすい場所にすれば、毎日の生活がしやすく、メリハリのあるものになるでしょう。

    小さな空間であっても、家の顔である玄関の魅力を最大限に引き出してください。