キッチンタイルのおしゃれな使い方は?費用・デザイン・選び方のコツを解説

おしゃれでかわいい雰囲気を作れるキッチンタイル。

キッチンパネルにはない素朴な魅力があり、見た目の雰囲気だけでなく機能性も高いという優れものです。

この記事では、キッチンの壁にキッチンタイルを設置したい人向けに、デザインの種類や施工コスト、選び方のポイントなどをわかりやすく解説します。

キッチンタイルとは

キッチンタイルとは、”キッチン壁に貼るタイル素材のこと”です。

大きさ・色・素材などさまざまな種類があり、貼ることでキッチンに少しのレトロ感とおしゃれな雰囲気をプラスできます。

キッチンタイルの魅力はデザイン性だけでなく、機能性の高さにもあります。

耐水性・耐火性・耐候性・耐久性のすべてに優れており、汚れやすく温度の変化が激しいキッチンに適した素材です。

キッチンタイルの素材

壁に貼るタイプは陶器製・磁器製のラインナップが主流で、床に貼る場合は塩化ビニル樹脂でできたフロアタイルを使う場合が多いです。

床に壁と同じ陶器・磁器のタイルを貼るケースもありますが、滑りやすかったり、物を落とすと割れてしまったり、床が寒くなるといったデメリットがあるため、一般家庭の床で見かける機会は多くありません。

キッチンタイルの平均費用

キッチンタイルの平均費用は、壁に貼る場合で「1万5,000〜3万円/平方メートル(施工代:タイル代含む)」が多いようです。

この金額に接着剤・目地剤、必要であれば既存タイルの剥がし代がプラスされるイメージです。

フロアタイルの場合、「8,000円~1万5,000円/平方メートル(施工代:タイル代含む)」が目安です。

壁タイルと同じく、必要であれば剥がし代やそのほかの施工材料費がプラスされます。

タイルの貼る位置やデザインによって設計費が追加される可能性もあるため、あらかじめプロに現場を見てもらったうえで見積もりをもらいましょう。

キッチンタイルとキッチンパネルの違い

キッチンタイルと並んでよく使われる素材が「キッチンパネル」です。

キッチンパネルの平均価格は「1万〜1万8,000円/平方メートル」と、タイルよりも価格が安いというメリットがあります。

金額が低い理由は、施工のしやすさにあります。

1枚板を壁に貼り付けるだけで完了する施工内容なので、施工期間を短く済ませることができます。

また、キッチンパネルはタイルのように目地が目立たないため、タイルよりも掃除がしやすいというメリットも!

しかしデザインの選択肢はタイルほど多くなく、おしゃれなキッチンを求める人にとっては少し物足りないかもしれません。

迷ってしまう人は、
機能性とコスパのバランスを求めるならキッチンパネル
デザイン性を追求するならキッチンタイル
という基準で選んでみるのがおすすめです。

キッチンタイルのメリット・デメリット

メリット

キッチンタイルを設置する一番のメリットは、なんといってもおしゃれな雰囲気を作れることでしょう。

色や大きさの種類が豊富なので、適度なレトロ感とポップでかわいい印象を掛け合わせた独特の印象を演出することが可能に。

タイル部分は汚れやカビに強く、普段のお手入れも簡単にできます。

デメリット

一方で目地部分は汚れに弱いため、掃除をサボるとカビが生えたり変色したりするのがデメリット。

コーキング材の寿命は7〜10年とされているため、時期がきたら補修が必要なのも手間です。

また、タイルは衝撃には弱いため、重たいものや堅いものがぶつかると割れてしまう可能性があります。

キッチンタイルの選び方

キッチンタイルを選ぶときにまず重視したいのが「素材」です。

キッチンと相性が良いのは磁器質のタイルで、陶器質より手入れがしやすく水分が染み込みにくいという特徴があります。

また、目地剤も汚れに強いタイプを選んだほうが良いでしょう。

補修の手間が減るので日々のお手入れが楽になります。

扱いやすい素材の中で、理想のデザインのタイルを探してみましょう。

モザイクタイルといわれる1枚1枚が小さなタイルは、色を組み合わせてオリジナルのデザインを作るのにぴったり。

エキゾチックなデザインがお好みなら「モロッコタイル」がおすすめです。

大人っぽい北欧風キッチンを目指すなら、長方形型の「サブウェイタイル」や「変形タイル」を使うのも良いアイデアです。

複数種類のタイルを組み合わせることもできるため、理想のキッチンにぴったりのオリジナルデザインを考えてみましょう。

キッチンタイルの掃除方法

キッチンタイルの掃除は、”柔らかいスポンジにお湯をつけて洗う”のが基本です。

タイルは汚れに強いため、日々の掃除はこれだけでOK!

お湯だけで落ちないような汚れがついてしまったという場合は、お湯で洗ったあとに中性洗剤で擦ってみましょう。

このときも柔らかいスポンジを使って、タイルに傷を付けないようにします。

中性洗剤を使用したくない人は、重曹水がおすすめ。

水100mlに重曹大さじ1の割合で作り、スプレーボトルに入れてタイルに振りかけたあと、スポンジで擦りましょう。

中性洗剤・重曹を使っても落ちない汚れは、洗剤の上にラップを貼り付け30分ほどパックをすると、洗剤が汚れに浸透して落ちやすくなります。

人気のキッチンタイルインテリアの実例

ここからは、代表的なキッチンタイルの素材を使ったおしゃれなインテリアの事例を3パターン紹介します。

キッチンタイルを検討している人は、仕上がりイメージとして参考にしてみてください。

モザイクタイルでカラフルなキッチンに

モザイクタイルは小さなタイルを使うので、いくつかの色を組み合わせても派手な印象にはなりにくいのが特徴。

そのため、好みの色だけで作るカラフルなキッチンを簡単に実現できます。

バラバラの色を組み合わせてポップな印象にするのも良いですし、白と黒で統一したモダンスタイルなキッチンにするのもおしゃれ!

色を少しずつずらして、グラデーションのような模様にすることもできます。

サブウェイタイルで外国風をイメージ

白を基調としたデザインのキッチンで見かけることが多い「サブウェイタイル」。

シンプルな見た目が上品で、高級感と清潔感を演出できるのが魅力です。

白や黒を使った例が多いですが、アクセントカラーとして別の色を選ぶのもおすすめ。

どんな色を選んでも癖のない仕上がりになりやすく、シンプルで素朴なキッチンインテリアを作りたい人にはぴったりです。

シンク・コンロ周り以外もタイルで彩る

キッチン+タイルというと、シンクやコンロ周りに用いるケースが多いですが、

✓キッチンカウンター
✓キッチンボード
✓洗面所
✓お風呂


など、家中のタイルデザインを合わせる実例もあります。

キッチンの一部分だけでなく全体のポイントとしてタイルを使用することで、全部屋のデザインに統一感を生ませることができます。

キッチンタイルでこだわりのキッチンを作る

キッチンタイルはおしゃれなキッチン作りを目指す人にとって、ぜひ注目してほしいアイテムです。

DIYで施工もできますが慣れないうちは難しいため、最初は簡単なキッチン小物や狭い範囲からチャレンジしてみましょう。

おしゃれなキッチンタイルを使って、世界に一つだけのこだわりのキッチンを作ってみてください。

ABOUT US

KAORIインテリアプランナー
シンプルテイストな空間デザインを得意とするインテリアプランナー。ものづくりの現場好きが高じて2級建築士も取得。女性ならではのきめ細やかな提案を心がけています。心地よい空間に身を置くこと、きれいな景色を眺めることが何よりの癒し。ストレス解消は美味しいものを食べること!料理も大好きです。