新築物件の家具はいつ購入する?おすすめのタイミングや予算の考え方を紹介

    新築で家を建てる場合、入居のタイミングで家具を一新しようと考える人は多いはず。

    しかし新築物件の家具購入にはなにかと失敗がつきもの。予算の組み方や購入のタイミングについて事前に理解を深めておくことが大切です。

    この記事では、新築で家具を買うときに気を付けたいことや、購入タイミングの種類、予算の考え方などについて分かりやすく解説します。

    新築家具はいつ買うのがベスト?

    LDK

    新築で家を建てるときに浮かぶ疑問の一つは、「新しい家で使う家具はいつ頃購入すれば良いの?」というポイントでしょう。

    新築で家具を一新しようとしている人は、購入タイミングを正しく理解しなければ失敗する確率が高くなります。

    新築家具には主に3つの購入タイミングがあるので、それぞれの特徴について一つずつチェックしていきましょう。

    1:設計段階でオーダー家具を注文

    家具の販売・設計を手掛ける工務店であれば、新築住宅の設計段階で、オーダー家具を一緒に注文するのがおすすめです。

    間取りに適したサイズやデザインをプロの視点から提案してもらったり、空間構築とインテリアを同じタイミングで検討したりすることで、新築住宅のイメージにぴったり合った家具を購入できます。

    オーダー家具なら、ほかの方法では実現できない統一感を作れるため、おしゃれで住み心地に優れた空間を作れるでしょう。

    新築の完成と同時に家具も付いてくるので、すぐに生活を始められるのも大きなメリット。

    だんご

    予算とクオリティーのバランスが良いので、最適な工務店が見つかった場合は、オーダー家具も合わせて頼むのがおすすめです。

    2:建築中に購入準備を進める

    家具の購入を待ちきれない人は、物件が完成する前のタイミングから家具を選び始めるのも良いでしょう。

    新しい暮らしをイメージして胸を高鳴らせながら、ワクワクした気持ちで家具を選ぶことができます。

    事前に購入した場合でも、納品日を調整することで物件が完成したタイミングに合わせて搬入できます。

    新築契約後は金銭感覚が麻痺しやすいので、調子に乗って欲しい家具ばかりを買って予算オーバーしないように十分注意しましょう。

    3:新築完成後にゆっくり選ぶ

    物件が完成してから家具を購入するのも一つの手。

    家全体の雰囲気やインテリアに合わせた家具を選べるのが魅力ですが、実際の生活を始めるまでにタイムラグが発生してしまうのがデメリットです。

    時間を気にせずゆっくりと選べるので、冷静な状態で予算と好みにぴったりな家具を選ぶことが可能。

    家が完成してから少しずつ家具を増やしていきたい人には向いています。

    ただし、海外ブランドの家具を購入したい場合は、家具が届くまでに時間がかかる点に注意が必要です。

    ほとんどが受注生産のため、納品までに約5〜6ヵ月かかります。

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    新築に必要な家具家電リストは?

    新築物件で新しい生活を始めるために必要な家具家電をリストアップしてみました。

    新生活のタイミングで家具を一新するなら、少なくとも下記リストの家具は準備する必要があるでしょう。

    家具ダイニングテーブル
    ダイニングチェア
    ソファ
    収納棚
    タンス
    照明
    カーテン
    ベッド台(寝具)
    家電冷蔵庫
    洗濯機
    電子レンジ
    エアコン

    ただし、初期費用を抑えたいのであれば、いくらでも工夫することは可能です。

    • 今使っている家具を持っていく
    • 友人・家族から譲り受ける
    • セット特売のお得な家具を購入する
    • 中古の家具家電を購入する

    また、すでに説明した「新築契約時にオーダー家具を注文する方法」であれば、ダイニング・収納・寝具・生活家電などはあらかじめ備え付けられている場合もあります。

    新築家具の予算はどれくらい必要?

    新築住宅を満足いく空間にするための家具購入額は、一般的に建築価格の10%が目安とされています。

    住宅建築・購入後の耐久消費財の平均的な金額は新築の場合、152.8万円というデータもあります(※)。

    しかし、家庭ごとに生活スタイルや趣味・こだわりが違い、新築家具の予算は何を重視するのかによっても大きく変わるので、一概に平均を出せるものではありません。

    家具をそろえる際に大切なのは、何を重視するのかということ。

    値段だけを見て高い・安いと判断するのではなく、実際に生活を始めたときの充実感や快適さをイメージしたうえで、予算と購入家具を決めるのがベストな選択です。

    ※住宅金融支援機構「住宅取得に係る消費実態調査(2014年度)

    設計段階でオーダじめ備え付けられている場合もあります。

    新築家具の予算はどれく具を決めるのがベストな選択です。

    家具の費用をローンにすることは可能?

    ダイニングセットを上から見た様子

    「家具の購入費用は住宅ローンに入れられないの?」と疑問に感じている人もいるでしょう。

    結論から言うと、新築で家を建てるからといって、家具の購入費用を住宅ローンに組み込むことはできません。

    住宅ローンあくまでも家を建てるのにかかる費用のみに使えるもので、直接関係しない家具は対象外になります。

    ただし、オーダー設計の家具や備え付け家電など、新築物件とセットで納品される家具であれば住宅ローンの対象になる可能性があります。

    家具の販売や設計も行う工務店などであれば、初期設計に組み込むことで意図的に対象範囲を広げることもできます。

    新築家具の予算を抑える方法

    「新築物件に合わせて良質な家具を揃えたい」と考えている場合でも、無駄な出費や衝動買いによる予算オーバーは避けたいという人が大半のはず。

    ここからは、新築家具の予算を抑える方法と、出費を抑えて良い買い物をするコツを紹介します。

    最初に予算を決めておく

    気に入ったものを片っ端から購入する方法ではなく、最初に予算を決めてから家具を購入するのがコツです。

    特に新築物件の契約直後は大きな買い物すぎて気が大きくなり、金銭感覚が麻痺しやすくなるもの。

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    大幅な予算オーバーは今後の生活が厳しくなってしまうので、「最高これくらいまでなら出せる」という上限を各家具カテゴリーで設定しておくのがおすすめです。

    こだわりポイントを決めておく

    家具と言ってもたくさんの種類があるので、どの家具にこだわりたいかを決めておくことも大切です。

    • 大きなソファベッドでくつろぐのが夢だったので絶対に置きたい
    • 何がなんでも食洗機は欲しい
    • 癒しの雰囲気を作りたいから照明は凝ったものを

    …など、人によってこだわりのポイントは異なるものです。

    予算が限られている場合、何を一番に重視するかを決めておけば、予算内で金額の調整をすることが可能になります。

    今持っている家具家電を代用する

    極力出費を抑えたいという人は、今使っている家具を新生活に持っていくのもありです。

    全ての家具を一新する必要はなく、まだ現役で使えるものはそのまま持って行ったり、友人・家族から譲り受けたりするのも良いでしょう。

    お金のかかりやすい家具家電の費用を節約できれば、そのぶんほかの家具で奮発しても家計に響きにくくなります。

    また、持ち込んだ古い家具は、新生活が安定してきてから買い替えを検討するという手もあります。

    まずは住んでみてから考える

    必要最低限の家具家電だけを持ち、まず新生活を始めてから家具購入を考えるのも一つの手。

    新築は家の中に何もない「真っさらな状態」から生活がスタートします。

    家具家電の中には意外に無くても生活できてしまうものが結構あるので、必要・不要の判断を冷静にできるようになります。

    広々とした空間が気に入ってしまい、「無駄な家具を買ってスペースを圧迫したくない…」という考えになることも。

    逆に殺風景な印象が気になり、「この家具は絶対に必要だ」と再認識できるきっかけになることもあります。

    新築家具の購入は慎重に進めよう

    キッチンから見たリビングダイニング

    今回は新築物件における家具の購入タイミングや注意点について解説しました。

    無計画で進めると大幅な予算オーバーになってしまう可能性が高いので、予算上限やこだわるポイントを決めてから、計画的に家具を購入するのがおすすめです。

    TIMBER YARDでは、インテリアコーディネートの相談やアドバイスも承っております。

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